顧客が本当に必要だったものゲーム ルールページ
- プレイ人数
- 2~4名
- プレイ時間
- 20分
- 対象年齢
- 13歳~

はじめに
あなたは「ブランコの木」開発プロジェクトにアサインされたシステム開発者です。顧客の要件を汲み取って「ブランコの木」を同僚とともに作り上げていきましょう。
しかし、顧客たちは好き勝手にメチャクチャな要求を繰り出してきます。
それらを軽くいなしながら、功績を積み上げ、最後にやった感をアピールしてください。
ブランコの木(Tree Swing Cartoon) とは
日本では「顧客が本当に必要だったもの」と呼ばれているITシステム開発の風刺画。元は1970年代アメリカで流行していた作者不詳の風刺画で、そこから生まれたパロディのひとつと言われている。日本では2000年代中盤にインターネットを中心に爆発的な広がりをみせた。8枚のイラストからは、ITシステム開発という「形のないものづくり」におけるコミュニケーションの難しさがありありと伝わってくる。
参考URL: http://dic.nicovideo.jp/id/4471118
内容物(カード説明)

ゲームの準備

要件カードの準備
- 要件カードを裏向きにシャッフルし、中央に要件山札を作る。
成果物カードの準備
- 各開発者に成果物カードを1セットずつ配る。
- 裏向きによくシャッフルし、各開発者の前に成果物山札を作る。
- 上から5枚を引き、手札とする。
成果物ゾーンの準備
- 成果物ゾーンにKICK OFFカードを表向きに置く。
スタート開発者の決定
- 一番最近、顧客に出禁になった開発者をスタート開発者とする。
ゲームの進行
顧客フェーズのあとに、開発者それぞれの開発者フェーズを時計回りに順番に行う。
以降、手番が1周するごとに、顧客フェーズが行われる。

A. 顧客フェーズ
※顧客フェーズの処理は、スタート開発者が実施する。
A-1: 要件追加
- 要件山札の上から1枚を引き、要件ゾーンに表向きに置く。
- すでに達成されている要件だった場合、そのカードを廃棄し、新しく1枚を引き直す。
- 要件山札が0枚の場合、要件追加はスキップする。
B. 開発者フェーズ
- 自分の成果物山札の上から1枚引き、手札に加える。
- 手札からカード1枚を「配置」「ストック」「廃棄」のいずれかを行う。
B-1: 配置
- 配置には「拡張」と「上書き」がある。
- 拡張:すでに配置されているカードに隣接するように、新規にカードを配置する。
- 上書き:すでに配置されているカードの上に、カードを重ねて配置する。
- ※ただし、KICK OFFカードを除く。カードの色、自他は問わない。
- 配置は、2つの条件をともに満たしている必要がある。
- 他のカードと隣接するすべての辺に矛盾がないこと
- (幹、枝、紐、地面がつながっていること。空のみの隣接はNG)
- 重力の方向に矛盾がないこと
- ストックが存在する場合、ストックを同時に配置することができる。手札から出すカードとストックの配置場所は、離れていても問題ない。
- ※ストックカードのみの配置はできない。ストックカードを使う場合は、必ず合計2枚配置する。
要件の達成
- 成果物カードを配置したことで、要件ゾーンに置かれているいずれかの要件カードが達成された場合、その要件カードを手に入れる。
- 同時に複数の要件が達成された場合、達成された要件カードすべてを手に入れる。
- その後、達成された枚数分の「要件追加」(A-1)を行う。
B-2: ストック
- 手札から1枚を次ターン以降のためにストックしておくことができる。
- 「ストック」を宣言し、自分の前に表向きに置く。
- ストックしたカードは、「配置」(B-1)のタイミングで同時に使うことができる。
- ストックは1開発者1枚まで。すでにストックが存在する場合は、ストックすることができない。
B-3: 廃棄
ラウンドの終了
- 全開発者の成果物山札がなくなったターン(9ターン)の終了時にラウンド終了となる。
- 以下にしたがって、得点計算を行う(単位:YTK=やった感)。
- 最後に盤面を占めている自分のカードのうち、2枚以上隣接してかたまりになっているもの1枚につき1YTK
- 入手した要件カード1枚につき1YTK
- 一番多くのYTKを集めた開発者を「顧客の達人」として讃えよう。
オプションルール
- 通常は1ラウンドだが、開発者の人数分ラウンドを行う。
- ラウンド終了後、スタート開発者を時計回りに動かして、次ラウンドを行う。
- スタート開発者が1周したら、ゲーム終了。合計YTKで「真・顧客の達人」を決める。